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野歩記・・・and so on.

牛柄的、野歩き。そこに在る生き物たちとの出会いと、彼らのありのままの姿を。・・・&その他もろもろ備忘録^^;

去る4月も半ば過ぎのこと、野にはまだ前年の枯れ草色が多いけれど、
次第に緑と芽吹きの色彩が、戻り始めていた。


110423 ヒメオドリコソウ

  ヒメオドリコソウは、その赤い葉とピンクの花とで、地面に色彩の絨毯を広げはじめていた。
  そのひとつひとつを見れば、各々がハートを抱いている。


110423 タネツケバナ

  その赤い絨毯のアクセント、タネツケバナの白い小さなブーケは、さらに地面を賑やかに模様取り。
  ヒメオドリコソウと共に、広がるお花畑。


110423 カキドオシ

  赤にさらなる変化をあたえる、カキドオシの赤。
  同じ赤でも少しずつ色合いを変えて咲くことで、重ならない色彩を演出する。
  

110423 ネコヤナギ

  早春には赤く青くふわふわの綿毛、遠目には満開の白梅の樹にも見えた、ネコヤナギ
  季節は進み、ネコからブラシへ、白から淡い黄色へ、景色の彩を変え。


110423 野良スイセン

  少し前には河川敷のあちこちで緑の小山を造っていた、野良スイセン
  いまやその小山にも色彩が足され、枯れ草色の大地に目にも彩かな黄色の饗宴。
  

白茶けたモノトーンの大地に、ひとつひとつ、色彩が加わっていき。
黒く沈んでいた木々に、目覚めを思わせるように染まってきつつある枝の先々。
地に小さな花々が咲き、促されるかのように山の木々たちが芽吹く。
あの、命の復活を思わせる、萌黄色に染まった春の山を見るのが、待ち遠しい。
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冬の間、ほとんどフィールドウォッチをしなかったせいで、
鳥見の季節を逃してしまった俺。
まぁあの豪雪じゃ鳥見どころじゃなく(ヘタに出てれば遭難してたw)、
ましてや今冬は別な楽しみも増えてしまった、ってのもあるけど。

野はすっかり季節が変わり、春。
久しぶりに歩いた梵字川&岩見川の土手道も、地面が乾き歩きやすく。


110423 ツグミ

  ケケッ、という鳴き声に、ツグミちゃんの存在を知る。
  というか、まだ居たのね。


110423 エナガ

  ジュルル、ジュルルという鳴き声に、エナガがまだ群れになって行動しているのを知る。
  

河川敷の林からは、何かのぐぜりの声がする。
まだ行かないの、もう行こうよ、みんな集まったかい、
そんな会話が聞こえてきそうな。
そして空にはツバメが飛び交い、藪からはウグイスのさえずり、山の端ではオオタカとカラスのバトル。
あの日、世の中が激変してしまったと思われたのに、そこに変わらずあるもの、ある光景。


110423 カワアイサ

  陸に上がったカワアイサの赤い肢に、ちょっと微笑み、


110423 アオジ1

  アオジぃにポーズを決められ。
    

110423 アオジ2

  横見されたくらいにして。


110423 アオジ3

  そんでもって、小首を傾げられてみたり。


彼らは直接語りかけてくることはないけれど、その姿、その有様で存在を示してくる。
居るよ、ここに居るよ、ここで、こうして生きているよ。
今は去るけれど、また帰って来るよ、今度は子供たちを連れてくるよ。
来たよ、今年もこの地に戻ってきたよ、ここだからこそ戻ってきたよ。
そう、思っていてくれることを、そしてここがその変わらぬ地であることを、願ってやまない。
土曜日。
山菜の下見がてら散策に出ると、土手道でスルスルと動く物体発見。
わおっ! と見たら、シマヘビ君。
この日は風が強かったものの、気温は朝から高め。
そうか、ヘビも出てくる気候になったんだなぁ。


110423 シマヘビ1

  しばらく歩くと、またもシマヘビ君。
  こちらは微動だにせず、温まったススキの枯葉の上で日光浴?
  さてどこにいるか、判るかな。


110423 シマヘビ2

  珍しく逃げてかないんで、近づいてみた。
  赤い艶やかなオメメが、とってもキュート。


110423 シマヘビ3

  左に寄ってみて、さらに近づいてみた。
  と、このあとさすがに逃げられ・・・・・シッポを踏んで確保しようとする俺w
  だがしかし、シマヘビ君ものすごい力で前進しシッポを靴の下から抜こうとする。
  手足もないのに、どうやって踏ん張ってるんだ?どうしてそんなに力が出るんだ?
  なんだか申し訳なくなって(というかシッポ千切れたらコワイので)、足を上げ逃がしてやりました。
  ごめんよー。
今年は春が遅く、ある意味俺にとっては幸い。
例年なら先週あたりには動き出さなくてはいけなかったろう、
だが先週末はバスケの試合を2日連続で観に行ったので、野歩きはなし。
4月も後半になってようやく、気持ちを少し野山向けに切り替えることに。


110423 ワラビ

  昼頃から崩れるという予報に、まぁ午前中なら大丈夫だろうと散策。
  春は足元が気になる、山菜の季節だから。
  地べたを見ぃ見歩いていると、小さなワラビの芽。
  この調子なら盛期はGW中になりそう、今から楽しみだ。


梵字川の土手にはコゴミも生えてきていて。
そして笹薮には、相変わらず笹竹採りのバアチャンズが居て。


110423 タラノメ

  去年、バッサリと丸裸に伐られてしまった、ばあちゃん家裏の杉林。
  なぜかいつのまにか、タラの木が植林したかのようにわさわさ生えていて。
  あのトゲトゲの木を避けて通るのは難しいくらいに、なんでこうも増えたかな、いや山菜採りには嬉しいけど。
  あぁ早くオイシク太らないかなぁ、タラノメよ。


そうそう、散策の戻り道では、バアチャンズに負けず、俺も笹竹採り。
ノビルは生えているところが減っていて、なんとなく採りそびれ。
コゴミは土手道よりもばあちゃん家の庭に期待してたのに、まだまだ芽吹きもしていなくて。


110423 笹竹(クマザサ)

  そんなわけで今年初の収穫は、ササダケ(クマザサの芽)オンリー。
  ・・・・・採ったはいいが、皮剥くのメンドイな。
  でも自分で採った季節のハツモノを戴く、その悦びは何にも代えがたいものがあるんですよね(・∀・)
  おふくろ、今晩のメシはタケノコ汁をリクエスト!
いや~、今日はとても良い天気でしたね。
気温も上がり、いよいよ春本番を思わせるような、仕事をしてるのがアホらしくさえ思えた一日でした。

が、その前の週はというと。


4月の10日、かの日曜日は、とっても霧の濃い日でした。
前日けっこう飲んだ(理由は略)のに、なぜか5時半には目を覚まし、
窓の外を見ると・・・・・・世界消滅w
予報では晴れるといってたけど、こんな晴れというか雨無しはないぜよ。
そう思いつつも、そそくさと散策へ。


110410 ハクセキレイ

  玄関を出ると、庭やら畑やらでハクセキレイたちが遊び回り。
  そういや珍しくセグロセキレイも来てたな、ってかここはお前等の庭か!?


110410 モズ

  土手道を歩き出すと、霧はいっそう濃く見え。
  大して離れてないモズちんも、霞んで見え。
  

110410 カシラダカ

  こんだけ近づけば、霧に紛れて見えないってこともないけど。
  

110410 ノスリ

  ノスリどんにいたっては、10mくらいまで近づいても気付かれないくらいに濃い霧で。


いやはや濃い霧、しかも流れて動く様を見ながらも晴れようとしてくれなかった霧。
それもようやく家に帰りつく頃には、晴れてくれましたけどね。
しかし今度は太陽光で温められた田んぼから、霧煙が立ち昇るという。
幻想的っちゃ幻想的だけど、鳥見にはツライ朝でした。


  《 お ま け 》

110410 足跡

  梵字川の鉄橋の下、幅の狭い砂地の小道。
  イタチの足跡にまぎれて、それよりさらに小さな足跡が。
  なんだろ、大きさからしたらリスかな、ネズミはもっと小さいし。
  ペタペタと、とっても可愛らしい足跡でした。
困ったもんですね、この余震。
今日も今日とて仕事中、ゆわんゆわんと大きく揺れ。
頼むから停電だけはカンベンしてくれよ、なんて思ってたら、浜通り地方ですか震度6弱とか。
あれから1ヶ月たつというに、未だに余震、それも余震というには余りにも震度が大きいのが来る。
いったいいつ治まるのか、震災後の一連の状況を経て、いつ東北に“春”が来るのか。

*   *   *


110410 梵字川

  4月も半ば、北側の日陰にはまだ雪が残っていたものの、前日の雨でほぼすっかり雪解けた日曜日。
  ようやく脱・長靴宣言!ができ、今年最初のブーツでの散策。
  ただ前日までの雨が、翌朝には濃い霧を生んでいて。


110410 ネコヤナギ
 
  雨粒なのか霧のせいなのか、ネコヤナギも露をいっぱいに纏い。


雪が解け乾いた大地も得られはじめ、野はどれくらい季節が進んでいるだろう。


110410 ニワトコ

  ニワトコの木には、今年も沢山のブロッコリーが。


110410 野良スイセン

  土手や河川敷には、あちこちで野良スイセンの株が緑の小山をなし、
  蕾もたくさん用意され。


110410 タネツケバナ

  春一番の大地の花、タネツケバナがようやく白い蕾を見せはじめ。


110410 ヤブカンゾウ

  気付けばヤブカンゾウの新鮮な芽たちが、絨毯のように広がり。


110410 ツクシ

  気付かなけりゃ絶対に目に入らないw ツクシもぽつらぽつらと生えはじめ。


雪が多かったせいか、雪解けも遅れたせいか、
今年の秋田の春は、遅い。
4月も半ばだというに、まだ早春にすらなっていないような気さえした、日曜日。
今年ほど、北国が春を待ちわびている年はないんじゃないだろか。
でも歩みが遅いだけで、きっと春はやってくる、北国お得意の一気に弾けるような春爛漫が。
そう思って、もう少し待ってみることにした、日曜日。
いや参った。
もう余震もないだろなーと思った矢先、のことですからね。
昨日、午後を有休使って半休して早く帰宅した俺。
早く帰ったので、就寝も早かったわけで。
で、爆睡中、目覚ましが鳴って。
まだチョ~眠い、もうちょっと寝かせてくれと思ったら揺れだして。
しかも停電付き。
朝も停電、けど会社に向かう。
そしてフツ~に仕事。
ってかさ、先だっての大震災といい・・・・・なんで俺が有休取ると地震(停電)が起きるんだよ(´・ω・`)
(ちなみに「目覚まし」だと思ったのが実は緊急地震速報だと気付いたのは、
  揺れが収まってから大分経った後のことでした^^;)


さてさて。
3月の連休中、およそ1ヵ月半ぶりに足を運んだフィールドには、
岩見川にオナガガモの群れがいくらか入っているのを確認してたわけで。
その翌週末、ふたたびフィールドを訪れると、なんでこんなことに? ということになってたわけで。

梵字川と岩見川との合流点が形作る、三角地帯。
小さな河岸段状のようになった、その高台から岩見川方面を見下ろすと、


110326 オナガガモ1

  なにやら無数のカモたちが。
  それも、模様からして普段からいるヤツラではない。
  オナガガモだ。
  

三角地帯の雪はあらかた融け、枯れ草原を突っ切って川岸へと向かう。
やつらは少しずつ遠ざかっていくが、飛んでまで逃げようとはしない。
・・・・・・カルガモたちとは随分性格が違うようだw


110326 オナガガモ2

  川岸に達し、川面を見やると、
  冬場、よく猟地から逃れて集まるカルガモ・マガモ・コガモたちの群れに負けないくらいの、集団が。
  しかも、そのほとんどがオナガガモ、という。
  えっと・・・・・カルガモたちよ、どこ行った? 席巻されてんのか。


110326 オナガガモ3

  こうして見ると、けっこう格好いいカモなんだよな。


110326 オナガガモ4

  だけど、こんだけ集まると、なんだかもう。
  視界180度、川の端から端までミッシリと、オナガガモ。
  いったいドコからこんだけ集まった? 去年までは数えるほどしか来てなかったのに。

  
110326 カワアイサ

  普段から少数派のカワアイサ、だけどいつも変わらぬスタンスのカワアイサw


これだけ水面にカモが密集していると、悲劇というか滑稽な場面にも遭遇する。
たとえば一緒に川にいるハクチョウ、彼らは飛び立つときカモと違って助走が必要なんだが、
その助走の際にカモが邪魔、ときには蹴散らし、ときには蹴飛ばしw
おまけにハクチョウの巨大な水かきに掻かれた水しぶきが、まわりのカモたちに浴びせられ。
ハクチョウたちが離陸したあと、残されたカモたちはみな一斉にブルブル水を払い落としてたり。
いつものことなんだろうけど、カモたちも大変なんだな、と思った散策でした。

4月になってこのカモたちも、もう居ないんだろな~。
明日晴れたら、2週間ぶりに散策出かけられるカモ? 不測の事態さえ起きなけりゃ、ね。
うーむ、いつのまにか4月になってら。
まだ雪舞ったり、畑に雪積もってたりするから、なんか4月って気分じゃないんだよな。
そういやまだ誰も、タイヤ交換の話しないし。

そんなわけで?、まだ先月の話を載せてみたりして。
・・・・・いや更新が遅いだけですよね、すいません^^;


フィールドウォッチ、とかいうと、
観察者として自分は見る側の立場にあるような気がするものだが、
実際には、観察している対象からも、見られているわけで。


110326 オオハクチョウ

  ま、今の時期、ハクチョウなんかは移動準備でそれどころじゃなく。
  まったくこちらには関心がない様子。
  川面から飛び立つときも、周りのカモたちを蹴りながら離陸するくらい関心がなく。


110326 ノスリ1

  いっぽうノスリどんは、というと。
  たとえどんなに遠くとも、それが背後だろうとも、
  ぐるりと首を回し、じっとこちらを観察。


110326 ノスリ2

  どんなに自身に影響がなかろうとも、関心の意味合いが違うとも、ただひたすら見つめてくる。
  

110326 カモたち

  かと思えば、こちらが観察どころか気付くより先に、飛び立ち逃げ出すカモたち。
  ヤツラのニンゲンに対する関心なんて、イコール逃げ出せなんだよな(´・ω・`)


見られていようと関係ない、お構いなしなヤツ。
気付いちゃったら見続けずにはいられないヤツ、見られたくないヤツ。
こっちが主体的に観察しているつもりが、本当のところはこっちも常に観察されているということ。
ま、関心の振り向け方は、それぞれなんだけど。
さて向こうさんたち、どんな興味関心をもって、ニンゲンという闖入者を見てるんでしょうね。
岩見川の土手道は、親父やじいちゃんばあちゃん家の墓所へとも行ける道。
先々週の散策は彼岸中ということもあって、墓所の周辺は土手道も含めカラスがいっぱい。
そう、お供え物狙いのヤツラです。
そして、お供え物狙いはなにも、カラスに限ったことじゃないわけで。

その土手道を歩いていると、河川敷の林を通してトビの鳴き声が近くから聞こえた。
きっとお供え物狙いだろう、だが枝がじゃまで、どこにいるのかわからない。
ようやく姿を確認すると、


110321 トビ1

  俺をガン見してたw


110321 トビ2

  カラスがちょっかい出しに近寄っても、ガーガーそばで叫ばれても、
  どうしても俺から目を外そうとしない。
  なんで? どうして? そんなに見つめないで!


梵字川に戻り、帰路。
山側から下りてきた白い大きな鳥、きっと馴染みのココ棲みノスリどん。
(翼角の班が薄く、飛ぶと全体として他のノスリより白っぽいので見分けがつく)
俺からまっすぐの電柱に留まってくれた。


110321 ノスリ1

  相変わらず可愛いなぁ。

  
110321 ノスリ2

  あ、こっち向いた。
  ってか、あれだけ離れてても、真っ直ぐ視線送ってくるもんなんですな。


しばらく見詰め合っても、珍しく飛んでかなかったノスリどん。
なのにこれまたカラスがちょっかい出してきて、結局飛ばれました。
カラスが集まるお彼岸やお盆は、ヤツラには要注意です(ってかメイワク)。

牛柄

Author:牛柄
生息地:秋田
スローライフを満喫したい
若年寄。

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記事内の生き物など種類・名称は頑張って同定していますが、専門家じゃないので間違ってるのもあるやもしれません。 お気付きの点などがありましたら、ゼヒゼヒご一報ご指摘ください。 宜しくお願いします。

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