野歩記・・・and so on.

牛柄的、野歩き。そこに在る生き物たちとの出会いと、彼らのありのままの姿を。・・・&その他もろもろ備忘録^^;

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3日も休んだあげくに、今回の記事をどうしようかと迷ってました。
書いてはみたものの、上梓してもよいものか、と。
今回は、このブログの流れの中では異質にみえるかもしれません。
ただ俺としては、当ブログが俺の備忘録である以上、
俺の記憶や記録したいことを残す、その意味において異質とは言えない。
そう半分は自分に言い聞かせて、やはり残したいと思います。


「茱萸野」
これが読めるだろうか、ちなみに俺は漢字で書けないw

これは、俺の住む地域にある古い集落の名前である。
ついでに言えば、俺のばあちゃん家の集落でもある。
ちなみにグミノ、と読む。

ばあちゃん家の所属する寺は、秋田でも5本の指に入る古い寺だという。
本当かどうかは知らない。
位牌堂では、かなり上位に段がある。
地域でもかなり古い集落の、中でも2・3番目に古いイエだという。
預けられっ子だった俺は、よくばあちゃんから土地の話を聞いた。

梵字川の向こうの、よく俺が小さい頃に探検に行った場所、
そこからは古い刀が出て、役所が持って帰ったきり表に出てこない、と。
 (おそらく今思えば、埋蔵文化財センターとかにしまわれてるんだろな)
ダテ(館=たて・やかた)の古井戸?堤?には黄金伝説があって、
昔から発掘しようとする輩がたびたび現れた。
 (ダテとは昔この地を治めた豊島氏の城館跡、詳しいことは知らん)
山の中に畑を持っていたが、そこは不思議とヒラ(平坦地)で段々があった。
 (ちなみに春先に出会った自称探険家のジイサンの話だと、
  そこより少し東にアイヌの遺跡跡が認められるとか)
最初に挙げたハナシについては後日談があるのだが、ちょっとオカルトチックなので割愛。
それと後日おふくろに聞いてみたところ、
上記の話々は、自分のばあちゃん (俺の曾婆ちゃん) からも聞いているそうだ。
その中にはもっとスゴイ話があったけど、これまた本題ではないので割愛。
 (ここまで長々と、すいません)

そんな古い土地、なぜそこはグミノというのか。
昔、ここはグミの木が多かったらしい。
確かにばあちゃん家には昔、庭に普通にグミがあった。
というか、そこの集落のどこの家にもあったような。
また一説では、アイヌ語が語源らしい、とも。

小さい頃は、庭はもちろん、荒れ野にも普通に生えていた、グミ。
ところが近年、とんと見ない。
地名の由来かもしれないのに、なんだか勿体無いなぁ。


081123 アキグミ

  集落の外れ、岩見川の土手道にぽつんとあったアキグミの木。
  数えるほどの実しか付いてない、それをひとつ失敬。
  ・・・・渋~! すっぱ~!
  しかしそれもまた懐かしい味、子供の頃を思い出す。
  おふくろも小さい頃よく食べたそうだ、“おやつなんてなかったからね”。


  
081123 アオツヅラフジ

  秋田県は本荘仁賀保地区に、アオツヅラフジのツルを使った工芸品がある。
  地域の特産、伝統工芸のようなもの、籠とか何とかを作り農家の副収入となっていたらしい。
  近年は作れる人も、アオツヅラフジ自体も減ってきて、技が途絶える危機にあるそうだが・・・。
  ここにはドッサリあるのに、だれも利用する人いないのかな。


081123 ミズナラ?

  梵字川のこちら岸は一昨年、大規模な伐採にあった。
  そのとき、小さすぎて難を逃れたらしいドングリの木。
  今じゃ1mくらいになって、小さいながらも綺麗な紅葉を見せてくれる。
  誰かに気付かれて伐られなきゃいいな、と思いつつも気になるのは・・・・。
  なんでこんなところにドングリ? こちら岸の他の場所には、一本もなかったハズなのに。


書いてる本人が何で “異質かも” と思ったのか。
今や自然観察系のブログとなっている、こちら。
もともとこの記事は、季節の風物としてグミを取り上げるはずでした。
だが、グミにまつわる俺の記憶、この土地の話を抜きにして残せない。
そこから何だか、横道にずれてしまったわけで。
機会があれば、いずれまた詳しく記録に残そうかと。
土地の古い歴史や言い伝えを、それを知っている人がいるうちに後世に書き残す。
これもまた、備忘録の役目だと思うんです。
そういう意味では、名も無き者が何かを記し残せるブログというものがある世の中、
なるほど便利になったものだな、としみじみ思います。
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コメント

気になる~!!!

>ちょっとオカルトチックなので割愛。
>その中にはもっとスゴイ話があったけど、これまた本題ではないので割愛。
すいません。
そっちの方が、スッゴイ気になるんですけど・・・。

ツヅラフジで編んだ籠とか、スッゴイ高価なんですよね~。
いいなぁ、身近にそんなに沢山あるなら、
ちょろっと一輪挿しでも編んでみてはいかがでしょうか?
形は、いびつな方が素朴な感じがして、私は好みです。
完成したら、送り先をお知らせしますので、ご連絡下さい。
あ、着払いで結構ですよ~。

田舎に行くと黄金とか呪いの伝説が残っているわけですが、
そーかー、そちらではアイヌの伝説も残っているんですね。
(九州には平家の落ち武者伝説が多く残っています。^^)
でも、黄金があるって言われた所に黄金があった試しはないんですよね。
あろうものなら、誰かがとっくに掘り返してるって。(笑)

梵字川には、貴重な自然の他に悠久の歴史も残っていたんですね…。
自然は人がいなくなったほうが残るけど、
歴史は誰かが伝えていかなくてはなりません。
牛柄さんがやらなくて誰がやるんだ!応援しています。^^

>白あずきさん
 >>オカルトチック
じつは10数年前に観音様が建てられたんですよ、その由来がこれまた不思議な話で・・・・
多分刀と関係あるんだろうな(よく聞いてない)、土地とは縁もゆかりもないヒトの夢に出て、建てて欲しいと。
その夢を見たヒトは、なんとかこの地を探し当てたとか、しかも土地の人しか知らないことを知ってたとか。
 >>スゴイ話
落ち武者ならぬ落ち姫の話。
豊島氏の前にこの地の山の方に姫と従者による邑が作られて、当時としては人口も多くたいそう繁栄、
都由来の地名を付けられた場所があちこちにあったが、今は地図にも載ってないし、もはや地元でも知る人は僅か。
簡単にいうと、そんなところです;;
ツヅラフジの籠って、高いんですか。
こりゃ白あずきさんに材料送って、等価で籠を・・・・w

>fumiQさん
ま、ね、おふくろも大ババに聞いてても、ちっとも信じてなかったそうですがw
ただ、そういう物好きは時々現れたそうですよ、仮にあったとしても
落城の際の伝説ですから、500年の間に盗られてるんじゃなかろか。
アイヌというか、蝦夷の話は聞いたことがあるかも? 坂上田村麻呂とかアテルイとか教科書に載ってるでしょ。
彼らの勢力図も、地名の中に多く残ってるんでしょうね、有名どころでは 「~内」という地名ですか。
もともと大学進学の際は父方のばあちゃんに、「この地/家系の縁起(?)を研究しろ」と言われてたんですが・・・。
歴史は歴史でも、専攻は西洋史に走っちゃった俺です^^;

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牛柄

Author:牛柄
生息地:秋田
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若年寄。

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記事内の生き物など種類・名称は頑張って同定していますが、専門家じゃないので間違ってるのもあるやもしれません。 お気付きの点などがありましたら、ゼヒゼヒご一報ご指摘ください。 宜しくお願いします。

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