野歩記・・・and so on.

牛柄的、野歩き。そこに在る生き物たちとの出会いと、彼らのありのままの姿を。・・・&その他もろもろ備忘録^^;

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今朝、出勤のために車を出すと、警察のバンが路駐していた。
そして、追いかけるようにやって来た、警察バスが3台。
そうか、明日は 「秋田わか杉大会」 の開会式。
今度は皇太子がやってくるから、会場の下見に来たんだな。

信号を曲がり国道に出ると、朝のラッシュ時にもかかわらず対向車線はがら空き。
しばらくすると、遠くから・・・。
黒塗りが何台か、そして対向2車線の幅いっぱいに、二十数台の白バイの編隊。
思わず 「うぉ~っ!」 と声を上げ、脳内では西部警察のオープニングシーン (BGM付き) 
後続にはパトカー・黒塗り、そして追い越すに追い越せない、一般通勤客のマイカー渋滞w
朝から面白い見ものに出会った、俺でした。

とまぁ、そんなことはさておき。
昨日の続き、日曜日の散策編です。



合流点、岩見川方面で野鳥を楽しんだ後、
梵字川に戻り護岸ブロックの上を歩いているときだった。

岩見川もそうだったが、梵字川も水量が多い。
水が引けばせせらぎとなる流れも、このときはまだ大きな淵のよう。
堰堤も落差はなく、上流へと向かうウグイたちの飛び跳ねる姿も無い。
その堰堤の上に、ひときわ大きな魚影が。



071007 サケ1

  真っ黒くて、最初目を疑いましたが、確かにサケです。
  そうか、もうサケの上る季節か。
  季節は、巡る。


071007 サケ2

  去年見つけて、撮ろうとしてあれだけ逃げられていたものですが、
  なんだかこのサケは、俺の存在に全く関知しません。
  真上から撮影なんか、去年は全然できなかったもんね。
  ちなみに水面までは、およそ2.5メートルくらいでしょうかね。

  体中傷だらけ、化膿して水カビにもやられてそうです。
  こんなになってまで、彼らはここへ帰ってくる。
  

071007 サケ3

  だいぶ弱っているのだろう、油断すると流れに体を持っていかれ、
  せっかく上った堰堤の下に引きずられそうになります。
  あるいは目が見えないのか、コンクリの護岸や堰堤に鼻先をぶつけることもしばしば。

  
071007 サケ4

  このときの梵字川の堰堤の落差は、15~20cmほど。
  もう少し季節が進むと、もっと落差が大きくなるはずです。
  他のサケたちも、上るのは今がラクなんだけどなぁ。


071007 サケ5

  そんな、まだ仲間たちが追いつかない中を先頭きってやってきたサケ。
  ひとりぽっちのこのメスは、オスのいない中これ以上遡上するのは待つことにしたのだろうか。
  俺がこの場を離れるときも、この浅い丸見えの場所で、
  流れに負けない程度にゆるゆると彷徨っていました。



そんなわけで、
ようやく国体も終わり、街も静かに近所の渋滞も解消されたかと思ったら、
またまた明日からウルサそう 大賑わいとなりそうです。
まぁ、数十年に一度のイベントだから、しょうがないんだけどね。
 (こんなイベントでもなきゃ活性化されない廃れた街って、どうかと思うぞ)
帰宅して飯食って、部屋に戻ってPCをつける。
そしてまずは、ニュースのヘッドラインをざっと眺める。
と、気になるニュースが。
えぇー!? (中略) 俺の飲み場所が (以下略

案の定、祭りになってたが
それはこの記事の主題ではない。
それでは本題に戻りましょか (それにしても、今回の騒動は本気なのか!?)



で、昨年の話で申し訳ないのだが・・・。


061223 お歳暮   昨年の年の暮れ、我が家にお歳暮がやって来た。
   郵便局に勤める親戚からの、ゆうパックだ。
   




061224 青い包み   さっそく箱を開けてみる。
   中から出てきたのは、青い包み
   ・・・ライフルか?




061224 塩じゃけ   じゃなくて、塩ジャケだった。
   いわゆる、新巻鮭ですな。
   秋田では、「ボダ」 「塩びき」 とも言ったりする。

   



ところで、皆さんは 「恐竜発見!?」 という記事を覚えてるだろうか。
あれの歯は見事なものだったので、いい機会だからこのサケでも検証してみよう。

061224 塩じゃけの頭   用事があるのは、頭の部分だけだ。
   この際、ボディはどうでもよい。
   (ボディはこのあと、“おふくろのせいで“燻製”になっちまいました)




061224 上あご
   上あご
  歯が肉、というか唇?に埋まっている
  従って、ほとんど目立たない
  なるほど、店で売ってるやつじゃ
  普通は目が行きませんな
  きっと、たいがいの人は
  サケにあんな歯が生えているなんて
  知る由もないだろう





061224 下あご
   下あご
  こちらも上あご同様、
  歯は肉に埋まっている
  しかもなんと、
  歯が寝てるんですよ!
  折り畳み式なんでしょか







061224 下あご拡大

  歯を起してみた
  うーむ、まさしく 「恐竜発見!?」 の時のようにドラゴンチック。
   (KOH16さん、サンクス! コメントのフレーズ使わしてもらいました)
  ま、迫力はあれには劣りますがね。

  ところでお気付きでしょうか。
  そう、舌。
  舌にも歯が生えてるんだよ。
  本物の歯なのか、猫の舌のような刺の類なのか判りませんがね。
  これには驚いた。 初見だよ。
  いやー、まだまだ知らなかったことって、あるもんだなー。


そういえばこの新巻鮭、 (おふくろに無理やり燻製にさせられたやつの) 一切れしか食ってないぞ。
他の美味しい部分は、どこ行ってしまったんだ?
061214 モグラ山増えた
   モグラ山が増えてた。
   左側にあるのが昨日UPした山、右のが今日新たに出現したやつ。
   こんな近距離に作って、ほんとモグラは何したいんだろう。



061214 ウシハコベ
   何の花か判らなかったやつ。
   花弁が5つで、一枚々々が二又に裂けていて10枚の花びらに見える、
   花柱の先が5つに分かれている、などからウシハコベと判明。
   皆様、お騒がせしました (拡大して見てね)。



話は変わるが、今日、至近距離にサケがいたので、ご紹介いたしましょう。
サケ (♀) さんです、それではどうぞ。

061214 サケ1
   岸から1mほど、
  浅瀬でじっと動かずにいた
  いつもなら察知するや否や遠くへ逃げるのに
  今日のは全く反応がない
  死んでるのかと思ったら
  ときどき体を揺らす

  (判りやすいように、この写真は
   明度を上げています)




061214 サケ2

  光量取りに失敗して暗くなってしまった。
  水深 15cmくらいの浅瀬。 サケの大きさは60cmほどか。
  背びれは白く剥け、胸びれも破れた扇子のように裂けている。
  眼は白く濁り、水質のせいか老衰のせいか、かなり衰弱してるようだ。

  
061214 サケ3

  鼻先が丸く、背の盛り上がりもない。 メスだ。
  産卵を終え、死期を待つばかりか。
  ふと思い出したように、瀬の方に向かうものの
  速い流れについていけないのか、すぐにこの場所に戻ってくる。
  本来ならば、俺のような他者は近づけないだろう。
  役目を終えたサケの、もう警戒することの無意味さを悟ってしまったような
  あきらめと安堵さえ感じさせる姿が哀しい。


俺が帰途につくころも、サケはまだそこでじっとしていた。
4年後、彼女の子供達がまたここで姿をみせるだろう。
生命の連鎖、その鎖のひとつが彼女だ。
いつもの散歩道、昨日はなかったはずなのに、今日発見したもの。

※ 注意 ※
   見ようによってはグロイかもしれません。
   心臓の悪い方、気の小さい方は見ないほうがいいかも。


061211 鮭の口

   恐竜発見!?
  昨日、セキレイ達のお遊戯を眺めてたその場所で、そいつは大きな口を開いたまま横たわっていた。
  奥までびっしりと生えた、鋭い歯。 
  断絶魔の叫びとともに絶命したかのような、大きく開いた顎。
  古代に栄えたという恐竜の、アロサウルスやTレックスを髣髴とさせる。

  
061211 鮭の下顎
   下あご
  細く、長い
  顎に沿って、鋭い歯がならぶ
  歯というよりはむしろ牙だらけといったところか
  後方に向かって湾曲した牙は
  捉えた獲物を決して逃しはしないだろう







061211 鮭の上顎
   上あご
  なんとなく乱杭歯のようにも見えるが
  けっこう整然と並んでる

  こんな危なそうな歯を持つ生物
  あなた身近に知ってますか?
  






061211 鮭頭
   
  もうお分かりですね
  そう、サケ (オス) だったんですよ
  しかし、すごい歯の持ち主ですな
  荒巻鮭の頭、見たことある?
  あれにさえこんな歯付いてたっけ?
  今度スーパーに行って確かめてこよう






061211 鮭背骨   露出した背骨
  下半身?は殆ど食われてた。
  しかも、硬い皮を除けて。
  わずかに見える背骨は、かなり硬そうだ。
  骨せんべいなんて、さらさら無理だろう。


061211 鮭ひれ   エラから胸びれ
  “鎌”に当たる部分ですな。
  サケは、ここと後頭部、それから氷頭が旨いんですよ。
  まあ、これは食えませんけどね。



061211 鮭尾びれの下部分   尾びれの下半分
  ヒレの骨部分、拡大してもらうと解るけど
  1本1本は滑らかじゃないんだね。
  だからどうだ、というわけじゃないけど。



061211 鮭全体
   全体像
  こんな状態で落ちてた
  すごいいびつな食われ方だなぁ
  半生状態 (Half Dry) だったので
  昨日、俺が引き上げてから出現したのかも
  画面右側にある白い線は・・・鳥のフンね

  全長 およそ7・80cmくらいか
  目安となる物を何も持ってなかった
  ・・・散歩にはメジャー必帯だなこりゃ
  
おとついサケの死骸を撮り、実際に泳いでるサケも確認したが
写真を撮るまでには到らなかった。
そこで、リベンジとばかりに早起きして、再び現場に向かう。

途中、人んちの畑でキャベツの虫をついばむモズ発見。
ぜひ足(翼?)を延ばして俺んちにも来てくれ!

サケの死骸・まだあった
  サケの死骸はまだあった
  一昨日夕方からの雨で流されたと思っていたが
  結構しっかり者の死骸だ

  しかし、この濁りはどうにかならんのかね
  ちょっと下流には、2口ガスコンロが沈んでたぞ
  誰だ不法投棄したの!






障害物を前に一休みするサケ
 生きたサケ発見 
 あの、20cmの段差の下流側に居、それを上ろうと英気を蓄えているようだ。
 今か今かと段差のそばで待つも、待つのに飽きて少し離れたら、背後で 「バシャバシャ、ドボン」 という水音が。
 決定的瞬間を逃した気分だ。

 段差の上流、少し浅くなったところでは、1匹のメスを数匹のオスが追い掛け回す姿もちらほら (川幅狭いのに)。
 撮ろうとすると、すぐ草陰に隠れてしまう。
 そんな傍ら、ハヤらしき15cmほどの魚たちが、水面から思い切り全身を跳ばして補虫しまくる。
 どっちを撮ろうか迷うが、結局は 「二兎を~」 踏襲 つД`)。
 

サケ側面から
 段差から10mほど下った、広い淀み。
 向こう岸近くにもサケがいる。
 かなり拡大してて画像が荒れているが (だって望遠ないんだもん)、判るだろうか。
 ずいぶん衰弱してるようで、こんな止まったような流れにも黙って押し戻され、ときどき思い出したように泳ぎだす。
 肉眼で視認すると、鼻先は白く剥け、あちこち傷だらけのようだ。
 道中の無事を祈る。

 晩飯を食いにきた伯父に、「川にサケが上ってきてるんだけど?」 と話したら
 一昨日の寄り合いでも噂になっていたそうだ。
 多分、間違えて遡上したんじゃないか、などと話してきたと言うが
 それにしては間違えるサケ多くないか。
 2.3匹どころのハナシじゃないぞ?
 ま、このままどんどん遡上するサケが増えてくれたら、見るほうも嬉しいけどね。
 川を汚さないようにしようよ。

牛柄

Author:牛柄
生息地:秋田
スローライフを満喫したい
若年寄。

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記事内の生き物など種類・名称は頑張って同定していますが、専門家じゃないので間違ってるのもあるやもしれません。 お気付きの点などがありましたら、ゼヒゼヒご一報ご指摘ください。 宜しくお願いします。

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